週末、カリフォルニアワインの産地、メンドシノ郡に行ってのんびりしてきた。 宿泊先は、友人が別荘として持っているログキャビン。集まった面々の半数以上が大学の先生、ジャーナリスト、作家で、日本について色んなことを聞かれた。 「温暖化の影響はどれ…

冷蔵庫の中の残り物で、チリビーンズもどきを作ることにした。 キドニービーンズ缶詰にすごく塩辛いソーセージを細かく切って加え、 ハラペーニョ (青唐辛子) 紫玉ねぎ にんにく エシャロット をみじん切りして加えて炒め、 トマトソースを加えてちょっと…

携帯電話を契約しに行った。 友人が「お金がかからないように、うちの家族プランに入ればいい」と言ってくれるので、言葉に甘えることにした。「でも、本当の家族でなくていいの?」「何か証明は必要ないの?」と聞くと、「They don't care. They want busin…

2008年の大統領選に向けてキャンペーンが進む中、オバマに熱をあげる女の子のMTV風のビデオが話題になっている。YouTubeにアップロードされて数週間で流行し、大手テレビや新聞に取り上げられた。 作っているのは大学生、レコードプロデューサー、デジタルマ…

サンフランシスコに来て、10日ほど経った。 渡米前の寝不足も、疲労も、時差ボケも解消した。 今週から来週にかけては締切りが続いているが、今月は苦戦している。というのが、eveningが長いのだ、アメリカにいると。 今ステイさせてもらっている家の友人は…

せっかくこんな天才的な方にお会いできたのに、もったいないことをしちゃったなぁ・・と、つくづく悔やまれた。劇作家の坂手洋二さんを取材させていただいた後のことだ。とても穏やかだけどカリスマティックな方で、えらい緊張してしまったのだ。後になって…

前に飛行機で隣の席になった男の人(アメリカ人)が、遠距離恋愛中の彼女(日本人)にプロポーズする計画を話してくれた。長くつきあった相手だけど、何カ月か会っていないとのこと。ロンドンの彼女の職場にいきなり現れ、そのままパリのエッフェル塔のレス…

ミリオンマイルのマイレージカードを、はじめて見せてもらった。持ち主は、今年に入って渡航すでに四十数回、昨年は八十回以上渡航したという、恐らく日本一多忙な国際フリージャーナリストの大野和基さん。「大野さんを囲むランチ」を、編集者の方が企画し…

勧められて、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』5月号のクリエイティブ資本主義の特集を読んだ。『The Rise of the Creative Class』の著者、リチャード・フロリダ氏のインタビューが面白かった。取材は大野和基さん。 「クリエイティブ・クラスと…

「これから素晴らしい時代がやってきていて、そういう時代を生きる君たちが心からうらやましい」 梅田望夫さんの講演中のこの言葉を読んだ時、電車の中だったのだけど泣きそうになった。 私も常々そう思っていたので、中学2年生に向かって直接そう語りかけ…

フィンランド人の兄弟と、数週間だけだけど一緒に住んでいる。2人はたいてい英語で話している。フィンランドにいる時も、フィンランド語がわからない人がひとりでもいたら、英語で話すんだそうだ。映画、音楽、食べ物、カルチャー、テクノロジー、政治、経…

長く住み慣れた高円寺から吉祥寺に引っ越して、3週間が経った。スーパーに買物に出るたびに、「都会だな〜」と思う。きのうも郵便局と薬局に行ったついでに、ふらふらとZARAに立ち寄って、パンツとシャツを買ってしまった。化粧っ気なしでメガネのまま、ド…

世界数百のメディアの記事をまとめて検索できるサービスKeep Mediaが、My Wireとしてリオープンした。新しいサイトはタグやコメント、ウォッチリストをつけて、パーソナライズできるようになっている。 このサイト、仕事の調べものにはけっこう便利だ。同じ…

昨年、北カリフォルニアのミルバレーでお会いしたDr.ジョン・グレイのインタビューが、今出ている『English Journal』5月号(アルク)に収録されている(CD-ROM、英語トランスクリプト、和訳つき)。 Mars Venus(「男は火星から、女は金星から」)といえば…

『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』を見てきた。チラシに「オクラ入りから急転!」とあるが、突然日本でも5月公開が決まったそうだ。 2カ月ほど前にアメリカの雑誌の長い記事を翻訳していたので、ある程度のことは理解してい…

シリコンバレーの有名ブロガー、Kathy Sierraさんのブログが炎上したことが、英国BBCのニュースサイトでもとりあげられた([[]=『Call for blogging code of conduct』])。 キャシーさんは「(殺しの)脅迫まであったため、予定していた講演をとりやめた」…

念願かなって、来日中のウィキペディアのファウンダー、ジミー・ウェールズさんにインタビューしてきた。 eBayのファウンダー、ジェフ・スコールと並ぶ私のヒーローに直接お話が聞けて、感激。 いくつか、とても印象に残った言葉を。 ◆仕事を通して学んだ一…

渡辺千賀さんの『ヒューマン2.0』をやっと読んだ。最初から最後まで、とても楽しかった。シリコンバレーに興味のある人はもちろん、組織に依存しすぎない自分っぽい働き方やキャリア構築を考えたい人は必読、と思う。 『ヒューマン2.0』的なワークスタイルが…

高校のころ、「Aしちゃった」とか「Bまでいった」とか、打ち明けられるとどっきりした。一体誰が言い始めたのか、今も使われてるのか、このABCスラング。で、アメリカでこのABCにあたるのは何か?というと、1st base(1塁)、2nd base(2塁)・・なんだそ…

先週、アメリカ大使館にビザ面接に行ってきた。 春と夏は学生ビザの申請が多いため、すごく混むんだそうで、この日も待ち時間は2時間。一番前に座って他の方々の面接の様子を見ていたら、労働ビザを申請している人以外は、面接は簡単だった。領事さんはみん…

たまった本を古本屋さんに出そうかなと思って整理していたら、10年くらい前に話題になったフランチェスコ・アルベローニの『他人をほめる人、けなす人』(原題『L'ottimismo=オプティミズム』)が出てきた。めくってみたら「楽観的な人、悲観的な人」という…

子どもをどうほめて育てるか、という記事『How Not to Talk to Your Kids』が米国で話題を呼んでいる。 記事はコロンビア大学が、400人の5年生を対象に行なったテストについて書いている。任意で選んだ子どもにパズルを解かせ、そのうち半分の子どもには「Y…

ストックホルムからの帰り、新聞でこんな記事を読んだ:Divorce: Money changes everything。「離婚裁判の2つの判決を受けて、英国では結婚がハイリスクのギャンブルになった」という小見出しがついている。 その2つの判例とは、 1. 16年間結婚していた会…

ストックホルム・ファニチャーフェアのプレスツアーで、1週間ほどスウェーデンに来ている。写真は、ファブリックメーカーのショールーム。North Tileという作品で、フェルトでできたLEGOみたいな感じ。こちらに来る前、「スウェーデン人はヨーロッパの日本…

リバウンドというと、日本語ではスポーツやダイエットのリバウンドを思い出すが、英語でI am on the rebound.というと、恋愛のことをさしていることがよくある。で、rebound relationshipて一体何よ?というと、別れてからあまり時間の経っていない人が、前…

ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング代表のロッシェル・カップさんが、こんな記事を送ってくれた。 『VALLEY'S NEW LEADERS COMING FROM OVERSEAS STUDY SHOWS IMMIGRANTS HELP CREATE MORE THAN HALF OF AREA'S START-UPS』 (http://www.mer…

*[JCulture]

知らない人と目が合ったら、米国ではにこっと笑い、日本では目をそらすのが流儀。アメリカ人は自分がにこっと笑ったのに目をそらされると、「どういうこと? 傲慢じゃない?」「何か後ろめたいことでもあるわけ?」と悪い印象を持つ。そんな時、「日本では知…

『TIME』誌のPersons of the Yearは、その年もっとも話題になった/影響力の大きかった人やグループやモノを選ぶもので、毎年12月のスペシャルイシューで発表される。第一回の1927年はチャールズ・リンドバーグ。それからずっと続いている企画だ。 過去の受…

この3人にぴんときた人は、アジアでCNNを観ている人かもしれない。 この数日間に、3人のインタビューが放送された。中田英寿と浜崎あゆみは『Talk Aisa』、渡辺謙は『Larry King Live』にクリント・イーストウッドと一緒に出演していた。で、みんな英語で…

4年前にマンハッタンのフリマで、75セントで買ったレコード。これをeBayに出したら、155,401ドルで落札された・・。スゴイ話だ。そのレコードとは、『The Velvet Underground & Nico』。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストアルバムだ。 とはい…