環境・グローバライゼーション

 サンフランシスコは物価が高い。アメリカというと、みんなが広いアパートや家に住んでいると思っている日本人もいるようだが、サンフランシスコ市内に限ってはそうではない。1bedroomを借りようとすると、1500ドルくらい。2bedroomであれば、1800〜2300ドルくらいが相場だと思う。studio(ワンルーム)でも1000ドル以下のところはなかなかない。円高になり、1ドル105円で計算したとしても、10万円以下の家賃では、ひとり暮らしはできないということだ。

もちろん物価だけでなく、平均年収も高い。minimum wageは時給9ドルだ。私は日本のクライアントさんから日本円で支払っていただいているお仕事が多い。昨年引っ越してきた時は為替が1ドル125円くらいだったので、ジュースひとつ買っても「高いなぁ」とめげ…

ストックホルム・ファニチャーフェアのプレスツアーで、1週間ほどスウェーデンに来ている。写真は、ファブリックメーカーのショールーム。North Tileという作品で、フェルトでできたLEGOみたいな感じ。こちらに来る前、「スウェーデン人はヨーロッパの日本…

2005年暮れから今年にかけてBBC World が行なった世論調査によると、世界に対しポジティブな影響を与える国の上位に、EU全体と日本がランクインした。33カ国中、31カ国が、日本は世界にポジティブな影響を与えると評価。うち21カ国では過半数の人がそう回答…

CNNでオープンソースの特集をやっていて、リーナス・トーバルズ、ウィキペディアのジミー・ウェールズ、ファームウェアをオープンソース化するレゴ、それからポートランドの色々な団体を取材していた。地元のギークカルチャーの代表として、一年ほど前にSFで…

Think the Earthプロデューサーの上田壮一さんと、イースクエアの代表取締役ピーター・ピーダーセンさんのトークイベントに行った。Think the Earthはエコノミーとエコロジーの共存をテーマとして、企業とNPOと人を結ぶインターミディアリーNPO。コンセプト…

「21世紀の科学技術のフロントランナーとしてのあるべき姿」と題するシンポジウムに行った。ノーベル賞などを受賞した日本の科学者4人を迎えて、主にこれからの科学者育成についてお話をうかがうというもの。「博士課程はフリーター養成所と教授に言われた…

映画『ザ・コーポレーション』の中で、インターフェイス社のトップが、いかにして企業をグリーン化するかということを話していた。工場の廃棄物を減らして再生可能にするシステムを作るとか、そういうことは日本の企業は省エネのためにやってきてるし、ユー…

末吉竹二郎さんの『日本新生 21世紀の切り札はCSR』を読む。末吉さんはUNEP F1(国連環境計画 金融イニシアティブ)特別アドバイザーで、CSR/SRIについて講演などの啓蒙活動をされている方。「なぜ金融が環境に関わらなければならないか」ということが、金…

スゴイ映画だった。「ダーウィンの悪夢」は、既に多くの映画祭で受賞をしており、欧米では劇場公開もされている。読み聞きはしていたグローバライゼーションの問題だが、映像として目の前にすると口もきけないほどの衝撃だった。ところはタンザニアのビクト…

グローバライゼーションの波は、翻訳業界にも押し寄せている。欧米の大企業では、ウェブサイトの制作を一括してやっているところが多い。つまり、例えばイギリスの制作会社がA社のウェブサイト制作を引き受け、英語のオリジナルをもとに各国語バージョンをお…

Amazon Watchという団体によるエクアドルの油田公害の写真展「Crude Reflections」へ。「川の水はしょっぱかったけれど、他に水もないので飲んでいました。洗濯も川でした。このへんの人はみんな癌です」「道は原油で真っ黒です。歩くと足にこびりついて、と…