sasajun2007-03-21

 高校のころ、「Aしちゃった」とか「Bまでいった」とか、打ち明けられるとどっきりした。一体誰が言い始めたのか、今も使われてるのか、このABCスラング。で、アメリカでこのABCにあたるのは何か?というと、1st base(1塁)、2nd base(2塁)・・なんだそうだ。でも、日本のABCとはちょっと違う。
 1st base(1塁):胸にタッチする
 2nd base(2塁):お尻にタッチする
 3rd base(3塁):局部にタッチする
 home(ホームベース):日本でいうC
 「タッチする」という発想のせいか(?)、日本のAに当たるものがない。1塁と2塁には一気に出塁できても、3塁に出るのは至難の技で、ここまで来たらホームは目前!・・と、男友だちはのたもうた(いい年した大人です)。
 日本のABCは女子も使うけれど、アメリカの1塁2塁・・は、men's talk。女の子を口説きおおせたときの、I scored with her.という表現もある。下品だな。
 男友だちは「初めて1塁に着いた時はものすごくうれしい」と言っていた。セクシー心理学のゆうきゆうも「バストって、男に‘人生ってもう、これでいいじゃん’と思わせる力があるように思えます。」と書いていた。ホントかい。容姿や体の観察という点では、男性は女性よりはるかに熱心だ。一般に女の人は彼氏の背中を、「わー、男の人の背中って、こんな風に筋肉がついてるのねー。さわったら気持よさそう」なんてしみじみ眺めない。よほどものすごい背中じゃない限りは。
 なーんていう話をきのう女友だちとしていたら、ちょっと困った顔になった。最近デートしはじめた相手が、やたら腰とか肩とかタッチしてくる。彼のことは好きだし、結婚したらいかにもいい夫になりそうな人なのだけど、まだphysically intimateになるところまで、気持が盛り上がらない。とのこと。
 彼が出塁できる確率は、今のところ6割という感じか。会ったことない人だけど、焦らず健闘して、感動を手に入れてほしいものだ。