英語のお仕事

アジアやアフリカに図書館、学校を建て、子どもたちに奨学金を授与する教育NGO、Room to ReadのCEO、ジョン・ウッド氏をインタビューしてきた。 ジョン・ウッド氏はマイクロソフト社のアジア地域担当のエグゼキティブだった時に、バケーションでネパールに行…

ミリオンマイルのマイレージカードを、はじめて見せてもらった。持ち主は、今年に入って渡航すでに四十数回、昨年は八十回以上渡航したという、恐らく日本一多忙な国際フリージャーナリストの大野和基さん。「大野さんを囲むランチ」を、編集者の方が企画し…

フィンランド人の兄弟と、数週間だけだけど一緒に住んでいる。2人はたいてい英語で話している。フィンランドにいる時も、フィンランド語がわからない人がひとりでもいたら、英語で話すんだそうだ。映画、音楽、食べ物、カルチャー、テクノロジー、政治、経…

昨年、北カリフォルニアのミルバレーでお会いしたDr.ジョン・グレイのインタビューが、今出ている『English Journal』5月号(アルク)に収録されている(CD-ROM、英語トランスクリプト、和訳つき)。 Mars Venus(「男は火星から、女は金星から」)といえば…

念願かなって、来日中のウィキペディアのファウンダー、ジミー・ウェールズさんにインタビューしてきた。 eBayのファウンダー、ジェフ・スコールと並ぶ私のヒーローに直接お話が聞けて、感激。 いくつか、とても印象に残った言葉を。 ◆仕事を通して学んだ一…

渡辺千賀さんの『ヒューマン2.0』をやっと読んだ。最初から最後まで、とても楽しかった。シリコンバレーに興味のある人はもちろん、組織に依存しすぎない自分っぽい働き方やキャリア構築を考えたい人は必読、と思う。 『ヒューマン2.0』的なワークスタイルが…

ストックホルム・ファニチャーフェアのプレスツアーで、1週間ほどスウェーデンに来ている。写真は、ファブリックメーカーのショールーム。North Tileという作品で、フェルトでできたLEGOみたいな感じ。こちらに来る前、「スウェーデン人はヨーロッパの日本…

この夏、ドキュメンタリー番組のリサーチをしていて知ったのだが、「Unmarried and Single American's Week」というのがあって、それが今週だ。もともとは「ひとり者に対する偏見や差別を排し、独身者に同等の権利を主張する」という主旨で、1984年にオハイ…

『地球家族』『地球の食卓』などで知られるフォトジャーナリスト、ピーター・メンツェルさんと、パートナーのフェイス・ダルージオさんに会いに、ナパのご自宅を訪ねた。 住宅が続く地帯に入ると、眼に入る緑の量が圧倒的に多くなる。北カリフォルニアの乾い…

American Sociological Reviewにの調査によると、アメリカ人の4人にひとりが「社会的に孤立していて、個人的な悩みを相談する人がいない」と答えている。また、「相談できる相手は配偶者のみ」と答えた人が約10%いたそうだ。日本で同様の調査があるとした…

取材で、東京に住む外国人のお宅を訪問する。ある外資企業のトップの方で、お住まいは**ヒルズそばの**レジデンス。コンシェルジュのいるホテルのような作りの共用スペースに、高層からのすばらしい景観に、数百平米のプライベートスペース。世界各国か…

ニュース番組や国際会議でご活躍中の、同時通訳者の方にお会いする機会があった。通訳者には帰国子女が多いけれど、この方もそう。8歳の時に米国に移り、十代半ばまで住んでいたそうだ。3人姉妹の真ん中だが、語学を中心とする仕事に就いたのは自分だけと…

2週間近い出張が終わった。英国人とずーっと仕事をしていたのだが、時に「同じ英語か?」と耳を疑うほど、イギリス英語とアメリカ英語は響きが違う。この響きの違いには、文化や流儀の違いがよく現れていると思う。英国人はきれいなものを見てもおいしいも…

ゴッホと庭に関する本を訳し終えた。生きている間に売れた絵がたった一枚だったなんて、悲しすぎる。翻訳をしていて泣いたのはこれが初めてで、訳し終えた時には自分の中の「悲劇」の定義が変わっていた。

アメリカのアクション映画を日本で撮影するので、通訳翻訳を探している。と言われ、プロデューサーに会いに行った。そこで聞いた実情が、何とも・・。来日するアメリカ人スタッフはハリウッドの労組に守られているので、残業はほとんどしない。が、彼らが帰…

数週間前、アメリカの翻訳会社から誘われて翻訳トライアルを受けた。あるIT企業がとてもかっこいいウェブサイトを日本にもオープンするというので、翻訳者を探していたのだ。3ページほどの試訳テストのほか、レジュメ、自己紹介レターの提出。さらにクライ…

グローバライゼーションの波は、翻訳業界にも押し寄せている。欧米の大企業では、ウェブサイトの制作を一括してやっているところが多い。つまり、例えばイギリスの制作会社がA社のウェブサイト制作を引き受け、英語のオリジナルをもとに各国語バージョンをお…