この3人にぴんときた人は、アジアでCNNを観ている人かもしれない。
 この数日間に、3人のインタビューが放送された。中田英寿浜崎あゆみは『Talk Aisa』、渡辺謙は『Larry King Live』にクリント・イーストウッドと一緒に出演していた。で、みんな英語でインタビューに答えていたのである。
 私は自分も英語が好きで勉強しているので、英語がうまい人は男女問わずかっこい〜と思う。よく考えてみると英語に限った話ではなくて、何語であっても第2言語で仕事をしたり表現したりする人には尊敬の念がわく。母語か第2言語かに関わらず、英語や日本語で文章やスピーチがうまい人に会うと、たちまち感激する。ギターが好きな人がギタリストに憧れるのと似たようなもので、けっこうミーハーな感覚かもしれない。
 さて放送を見ていて、特に中田さんは英語がとても上手、発音もきれいで感心した。だけど多少間違おうと、一生懸命英語で答える渡辺さんもエライ!と思った(トランスクリプト)。
 10年後、20年後には、もっと多くの日本人が英語をはじめとする外国語でインタビューに答え、スピーチをし、もっと多くの外国人が日本語でインタビューに答え、スピーチをするようになってるんだろうな。楽しみだ。