2007-01-01から1年間の記事一覧

Room to Readのジョン・ウッドさんが来日し、以前のブログエントリー『マイクロソフトを辞めて世界を変える 〜ジョン・ウッド氏』へのアクセスが増えているので、オンラインで見られる記事へのリンクをつけておきます。 LINKCLUB NEWSLETTER 11月号 『教育と…

2、3日前にアップロードされてから、ベイエリアでやたらウケてるビデオがメールでまわってきて、私も大笑いした。 The Richter Scalesという男性コーラスグループがつくったもの。 英語歌詞つき。

写真は、レッシグ教授とジンボさん。 昨夜、ウィキペディアのジミーさんとiCommonsのヘザーさんがホストするパーティに行ってきた。2人は来年にかけて世界各地で’パーティツアー’を行なっているのだが、そのサンフランシスコ/ベイアリア編が昨日だったのだ…

 アメリカのティーネージャーは早熟そうなイメージがあって、最初は話すのがちょっと恐かった。実際に時間を過ごしてみたらそれは完全な偏見で、むしろ日本の子よりも無邪気な感じがすることも多々ある。本や映画の感想を話し合ったりもするのだけど、盛り上がるのは同じ音楽が好きだと知った時だ。

で、ティーネージャーにすごく人気のあるのがLinkin Park。デビューした時から私も大好きなバンドだ。 96年に結成。ウェブサイトを起ち上げてMP3ファイルをアップロードした。この時まだ20歳前後。他のウェブサイトやチャットルームで告知をしてサイトに人を…

 1週間ほど、NYに行ってきた。

8月に就航した「ヴァージン・アメリカ」に乗っていったのだけど、フライト・アテンダントがやたらとフレンドリーだった。たまたまフレッド・リードCEOが同じ便に乗っていて、ラッキーにもその場でインタビューさせてもらえた。 どうしてサンフランシスコを…

パワーハラスメントに初めて労災認定の判決が下りたことを、ネットのニュースで知った。 海外に住んで時間がたってくると、日本で起きているニュースがすごく現実離れした、フィクションみたいに思えることがある。同じくニュースの見出しに並んでいた、「野…

 先週末、とても楽しみにしていたイベントに連れていってもらった。その名もThe Rolling Stone Ex-Employee Reunion。『ローリング・ストーン・マガジン』で働いていたジャーナリスト、エディター、デザイナーたちが、30年ぶりで集まったのだ。

Rolling Stone Magazineは、1967年、サンフランシスコで誕生した。ヤン・ウェナーが音楽ライターのラルフ・グリーソンを誘って、「音楽のことだけでなく、音楽が表現するものやあり方について書こう」と始めたもので、第一号の表紙は映画『How I Won the War…

3週間ほど、東京に戻っている。サンフランシスコを発つ前、『No End in Sight』というドキュメンタリーを観た。 イラク戦争がどのようにして始められ、どのように間違った意思決定がなされていったかが、政府関係者の証言を通して浮き彫りにされていく。 映…

アジアやアフリカに図書館、学校を建て、子どもたちに奨学金を授与する教育NGO、Room to ReadのCEO、ジョン・ウッド氏をインタビューしてきた。 ジョン・ウッド氏はマイクロソフト社のアジア地域担当のエグゼキティブだった時に、バケーションでネパールに行…

週末、カリフォルニアワインの産地、メンドシノ郡に行ってのんびりしてきた。 宿泊先は、友人が別荘として持っているログキャビン。集まった面々の半数以上が大学の先生、ジャーナリスト、作家で、日本について色んなことを聞かれた。 「温暖化の影響はどれ…

冷蔵庫の中の残り物で、チリビーンズもどきを作ることにした。 キドニービーンズ缶詰にすごく塩辛いソーセージを細かく切って加え、 ハラペーニョ (青唐辛子) 紫玉ねぎ にんにく エシャロット をみじん切りして加えて炒め、 トマトソースを加えてちょっと…

携帯電話を契約しに行った。 友人が「お金がかからないように、うちの家族プランに入ればいい」と言ってくれるので、言葉に甘えることにした。「でも、本当の家族でなくていいの?」「何か証明は必要ないの?」と聞くと、「They don't care. They want busin…

2008年の大統領選に向けてキャンペーンが進む中、オバマに熱をあげる女の子のMTV風のビデオが話題になっている。YouTubeにアップロードされて数週間で流行し、大手テレビや新聞に取り上げられた。 作っているのは大学生、レコードプロデューサー、デジタルマ…

サンフランシスコに来て、10日ほど経った。 渡米前の寝不足も、疲労も、時差ボケも解消した。 今週から来週にかけては締切りが続いているが、今月は苦戦している。というのが、eveningが長いのだ、アメリカにいると。 今ステイさせてもらっている家の友人は…

せっかくこんな天才的な方にお会いできたのに、もったいないことをしちゃったなぁ・・と、つくづく悔やまれた。劇作家の坂手洋二さんを取材させていただいた後のことだ。とても穏やかだけどカリスマティックな方で、えらい緊張してしまったのだ。後になって…

前に飛行機で隣の席になった男の人(アメリカ人)が、遠距離恋愛中の彼女(日本人)にプロポーズする計画を話してくれた。長くつきあった相手だけど、何カ月か会っていないとのこと。ロンドンの彼女の職場にいきなり現れ、そのままパリのエッフェル塔のレス…

ミリオンマイルのマイレージカードを、はじめて見せてもらった。持ち主は、今年に入って渡航すでに四十数回、昨年は八十回以上渡航したという、恐らく日本一多忙な国際フリージャーナリストの大野和基さん。「大野さんを囲むランチ」を、編集者の方が企画し…

勧められて、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』5月号のクリエイティブ資本主義の特集を読んだ。『The Rise of the Creative Class』の著者、リチャード・フロリダ氏のインタビューが面白かった。取材は大野和基さん。 「クリエイティブ・クラスと…

「これから素晴らしい時代がやってきていて、そういう時代を生きる君たちが心からうらやましい」 梅田望夫さんの講演中のこの言葉を読んだ時、電車の中だったのだけど泣きそうになった。 私も常々そう思っていたので、中学2年生に向かって直接そう語りかけ…

フィンランド人の兄弟と、数週間だけだけど一緒に住んでいる。2人はたいてい英語で話している。フィンランドにいる時も、フィンランド語がわからない人がひとりでもいたら、英語で話すんだそうだ。映画、音楽、食べ物、カルチャー、テクノロジー、政治、経…

長く住み慣れた高円寺から吉祥寺に引っ越して、3週間が経った。スーパーに買物に出るたびに、「都会だな〜」と思う。きのうも郵便局と薬局に行ったついでに、ふらふらとZARAに立ち寄って、パンツとシャツを買ってしまった。化粧っ気なしでメガネのまま、ド…

世界数百のメディアの記事をまとめて検索できるサービスKeep Mediaが、My Wireとしてリオープンした。新しいサイトはタグやコメント、ウォッチリストをつけて、パーソナライズできるようになっている。 このサイト、仕事の調べものにはけっこう便利だ。同じ…

昨年、北カリフォルニアのミルバレーでお会いしたDr.ジョン・グレイのインタビューが、今出ている『English Journal』5月号(アルク)に収録されている(CD-ROM、英語トランスクリプト、和訳つき)。 Mars Venus(「男は火星から、女は金星から」)といえば…

『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』を見てきた。チラシに「オクラ入りから急転!」とあるが、突然日本でも5月公開が決まったそうだ。 2カ月ほど前にアメリカの雑誌の長い記事を翻訳していたので、ある程度のことは理解してい…

シリコンバレーの有名ブロガー、Kathy Sierraさんのブログが炎上したことが、英国BBCのニュースサイトでもとりあげられた([[]=『Call for blogging code of conduct』])。 キャシーさんは「(殺しの)脅迫まであったため、予定していた講演をとりやめた」…

念願かなって、来日中のウィキペディアのファウンダー、ジミー・ウェールズさんにインタビューしてきた。 eBayのファウンダー、ジェフ・スコールと並ぶ私のヒーローに直接お話が聞けて、感激。 いくつか、とても印象に残った言葉を。 ◆仕事を通して学んだ一…

渡辺千賀さんの『ヒューマン2.0』をやっと読んだ。最初から最後まで、とても楽しかった。シリコンバレーに興味のある人はもちろん、組織に依存しすぎない自分っぽい働き方やキャリア構築を考えたい人は必読、と思う。 『ヒューマン2.0』的なワークスタイルが…

高校のころ、「Aしちゃった」とか「Bまでいった」とか、打ち明けられるとどっきりした。一体誰が言い始めたのか、今も使われてるのか、このABCスラング。で、アメリカでこのABCにあたるのは何か?というと、1st base(1塁)、2nd base(2塁)・・なんだそ…

先週、アメリカ大使館にビザ面接に行ってきた。 春と夏は学生ビザの申請が多いため、すごく混むんだそうで、この日も待ち時間は2時間。一番前に座って他の方々の面接の様子を見ていたら、労働ビザを申請している人以外は、面接は簡単だった。領事さんはみん…

たまった本を古本屋さんに出そうかなと思って整理していたら、10年くらい前に話題になったフランチェスコ・アルベローニの『他人をほめる人、けなす人』(原題『L'ottimismo=オプティミズム』)が出てきた。めくってみたら「楽観的な人、悲観的な人」という…