2006-01-01から1年間の記事一覧

ジョージ・A・ロメロ、トビー・フーバー、ジョン・カーペンター、デヴィッド・クローネンバーグ、ウェス・クレイヴンと、モダンホラー映画の巨匠のインタビューを編集した『The American Nighmare』を観た。公民権運動やキング牧師の暗殺、ベトナム戦争、原…

『アメリカン・アイドル』の審査員、Simon Cowellのインタビューを読む。英国で大成功した『Pop Idol』にならい、米国でスタートした『American Idol」は、グラミー賞授賞式やオリンピック中継をしのいだ高視聴率番組だ。日本でもFOX TVで、1週間遅れで放送…

マイクロソフト社主催のNPO Dayに行った。ビル・ゲイツ会長のフィランソロピー活動は有名だが、日本のマイクロソフトも、NPOに対するIT支援に今後本腰を入れていくとのこと。アメリカのトップはもれなくスピーチが上手だが、ゲイツのスピーチもわかりやすく…

『New Yorker』に掲載されたショーン・ペンのインタビューを読む。近年はハリウッドスターとしての仕事と同じくらい、反戦アクティビストとしての活動にも力を入れている。2002年にはバグダッドへ視察に赴き、『Washington Post』の紙面を56,000ドルで買うと…

テレンス・マリック監督の『The New World』の試写を観た。新大陸アメリカにやってきた英国人と、ネイティブ・アメリカンのポカホンタスが禁断の恋に落ちる・・という、史実に基づいた話。 ハンサムで野性的で自由気ままでエゴイストで、従って女性への思い…

『ほんとうの英語がわかる』シリーズや小説『ライス』の作家、ロジャー・パルバースさんと、ロジャーさんの英語を素敵な日本語にする翻訳家の上杉隼人さんが、ブログをはじめた。とてもわかりやすい。 http://getupenglish.blog.ocn.ne.jp/getupenglish/ ロ…

物議を醸すサイトGawker Stalkerに、物議を醸すハリウッドスター、ジョージ・クルーニーが闘いを挑んだ。 Gawker Stalkerは、’セレブ目撃情報サイト’。「XXがXXのレストランでXXを食べている」といった投稿情報が、リアルタイム&地図つきでウェブにアップさ…

40を過ぎた友人が、無事出産した。うれしい。 女性と出産の話をしていると、「のんきだなぁ」と思うことがある。というのは、子どもを産める時期が限られていることに、あまりに無知・無頓着だからだ。私も例外ではなかった。 高齢出産のニュースはよく伝え…

取材で、東京に住む外国人のお宅を訪問する。ある外資企業のトップの方で、お住まいは**ヒルズそばの**レジデンス。コンシェルジュのいるホテルのような作りの共用スペースに、高層からのすばらしい景観に、数百平米のプライベートスペース。世界各国か…

仲良しのCちゃんに勧められて、桐島洋子さんの『淋しいアメリカ人』を読む。30年以上前に書かれた本だが、ちっとも古さを感じない。私がアメリカで感じる違和感が、ほとんどそのまま凝縮されていた。 自由の象徴である自動車とドライブスルー、エクスキュー…

赤ちゃんを出産した元恋人を25才の男性が訴えたケースを、CNNで報道していた。「彼女が絶対大丈夫だって言ったからそうしたんだ。それでできた子供に自分の責任はない」。つまり、月々300なにがしかドルの養育費を払いたくないんだそうだ。倫理専門のコラム…

CNNのニュースから。精子バンクから精子を買っても提供者は明かされないことになっている。が、「何番の人」が父親かというのはネットで調べられるんだそうだ。で、このNO.104の精子を使って生まれた子どもは、なんとこれまでに14人。「182cm以上で、アスリ…

男は女への愛の証として、 世界一高い山にのぼり、 世界一深い海にもぐり、 世界一広い砂漠を横断した。 だが女は男を捨てたーー男がちっとも家にいなかったから。爆笑した。数年前の大ベストセラー「話を聞かない男、地図を読めない女」の一節だ。 250万部…

アイスランド映画祭の取材で、ヴァルティースさんというフィルムエディターと話をした。アイスランド出身の女性で、デンマークで映画作りの教育を受けた方なのだが、手がけた作品がものすごい。『ミフネ』『ジュリアン』『小説家を見つけたら』そして『セレ…

イギリスから来日しているドキュメンタリー映画監督に会った。ロシア、イギリス、フィンランド、フランス各国の監督が日本でドキュメンタリーを撮るプロジェクトがあるそうで、彼はBBCの依頼を受けている。東京に来てから数週間が経ったがconfusionの連続で…

すごく売れているところを見ると、「こんな本を待っていた」のは私だけではないようですね。 よくわからなかったことが、わかった。 「こちら側」が「あちら側」に、今が未来に、どうつながっているかが 思い描けた。 ちょっと先の世界に、わくわくした。 す…

パソコンを設定したり、モデムを配線したり、DVDプレーヤーを操作したり、電気製品やパソコンまわりのことが苦手な人は少なくないだろう。何でもかんでもデジタルになり、ネットワーク化されてきたこのごろでは、家の中にこういうことが得意な人がひとりいな…

数日前、CNNのLarry King Liveにジョージ・クルーニーが出ていた。アカデミー賞にノミネートされていた作品が話題の中心。特に監督した『Good Night and Good Luck』を題材に、ジャーナリズムや政治についての私見をかなりオープンに語っていた。インタビュ…

もうひとつ、、

ブログをはじめました。 http://d.hatena.ne.jp/sasajun2/ アメリカのウェブネタを、ちまちまメモっていきます。

アメリカのバレンタインデーは、「女性が男性に告白する日」の日本とだいぶ様子が違う。男性が恋人や妻にプレゼントをあげたり、特別なデートをプランすることが多い。 男性方の話を聞いてみると、バレンタインデーの気合いの入れ方は個人差が激しい。「彼女…

ニュース番組や国際会議でご活躍中の、同時通訳者の方にお会いする機会があった。通訳者には帰国子女が多いけれど、この方もそう。8歳の時に米国に移り、十代半ばまで住んでいたそうだ。3人姉妹の真ん中だが、語学を中心とする仕事に就いたのは自分だけと…

「21世紀の科学技術のフロントランナーとしてのあるべき姿」と題するシンポジウムに行った。ノーベル賞などを受賞した日本の科学者4人を迎えて、主にこれからの科学者育成についてお話をうかがうというもの。「博士課程はフリーター養成所と教授に言われた…

Mulletって? トップは短めにカットして襟足だけを長く残すあの髪型および、その髪型をしている人のことだ。 http://www.mulletsgalore.com/ このヘアスタイル、バリエーションが豊富で、呼び方もさまざま。bi-level、ape-drape、Kentucky waterfall、Canadi…

今日の夜、急遽インタビューをすることになり、取材場所を探している。23時ごろまでやっていて、静かで、お茶が飲めて四谷駅周辺。その上取材させていただく方は「煙草の煙が絶対的にダメ!」。昼間なら分煙しているカフェもあるんだけど、夜遅くとなるとな…

UFO(ユーフォー)といえばUnidentified Flying Object(未確認飛行物体)だが、アートやクラフトの世界ではUnfinished Object(作りかけのモノ)を意味するそうで、カルチャースクールなどでは、作りかけて挫折した物を各自が持ち寄って完成させる「UFOコー…

2週間近い出張が終わった。英国人とずーっと仕事をしていたのだが、時に「同じ英語か?」と耳を疑うほど、イギリス英語とアメリカ英語は響きが違う。この響きの違いには、文化や流儀の違いがよく現れていると思う。英国人はきれいなものを見てもおいしいも…

ラップトップで真剣に仕事してると、こう聞かれる。"Are you geeking out?" geek outというのは、「一時期的にギーク的な行動をとる(コンピュータに向かって集中的に作業する)」ことを言うんだそうで、non-geekの人にも使える動詞だ。ついでに、orgasmをも…

映画『ザ・コーポレーション』の中で、インターフェイス社のトップが、いかにして企業をグリーン化するかということを話していた。工場の廃棄物を減らして再生可能にするシステムを作るとか、そういうことは日本の企業は省エネのためにやってきてるし、ユー…

末吉竹二郎さんの『日本新生 21世紀の切り札はCSR』を読む。末吉さんはUNEP F1(国連環境計画 金融イニシアティブ)特別アドバイザーで、CSR/SRIについて講演などの啓蒙活動をされている方。「なぜ金融が環境に関わらなければならないか」ということが、金…

久々にLiz Phairを聴いている。赤裸々な歌詞とセクシーなルックスでデビューして、インディーズファンをあっと言わせたリズも、今は30代後半。数年前に有名プロデューサーを起用してヒットチャートに上るアルバムをリリースした時は、ファンから「Sell out(…