物議を醸すサイトGawker Stalkerに、物議を醸すハリウッドスター、ジョージ・クルーニーが闘いを挑んだ。
Gawker Stalkerは、’セレブ目撃情報サイト’。「XXがXXのレストランでXXを食べている」といった投稿情報が、リアルタイム&地図つきでウェブにアップされるというもの。「本物のストーカーを呼び寄せることになる」と懸念され、何度かニュースにも取り上げられた。
ここに闘いを挑んだのがジョージ・クルーニー。「ウソの情報を何百か投稿して、サイト情報の信憑性をなくしてしまおう」と呼びかけて宣戦布告。ところがこれに応酬して、たちまちクルーニーがらみの投稿が殺到した。そのほとんどが「ジョージ・クルーニーがいた。月に!」といったもの。
ルーニーといえば、プライベートなことに関しては一切口を割らないスターとして知られる。女優とのデート現場を目撃されても、「つきあってるの?」と聞かれると「答えないよ」と頑固にかわしてきた。たとえスターでも、プライバシーは守られてしかるべきとこれまでにも発言している。
オライリーやコラムニストとやりあったり、ここのところお騒がせが続いているが、クルーニーは叩かれるのを楽しんでいるようですらある。お行儀のよいリベラル派は意見を通せず、マッチョな?コンサバ派の押しの強さに負けてしまう、とはよく言われることだが、そんな中、クルーニーのやんちゃでユーモラスな闘いぶりは見ていて楽しい。