アクティビズム・NPO

きのうのオリンピック聖火リレー in サンフランシスコは、前代未聞の顛末だった。 おとといの夕方、土壇場になってギャビン(・ニューサム市長)が「明日のルートは変更する。でも公表しない」と発表。リチャード・ギアとデズモンド・ツツ大主教を迎えてのプ…

 Creative Commonsのレッシグ教授が、Change Congress(議会を変えよう運動)を発足させた。

ワシントンDCの献金の悪影響にまみれた状況を変えるため、政府の機能を根本的に改革するための運動とのこと。レッシグ教授と並ぶ発起人のジョー・トリッピ氏は、「大統領選において初めて、オンライン技術を使った大規模な草の根運動を組織した」人物。 スタ…

Room to Readのジョン・ウッドさんが来日し、以前のブログエントリー『マイクロソフトを辞めて世界を変える 〜ジョン・ウッド氏』へのアクセスが増えているので、オンラインで見られる記事へのリンクをつけておきます。 LINKCLUB NEWSLETTER 11月号 『教育と…

アジアやアフリカに図書館、学校を建て、子どもたちに奨学金を授与する教育NGO、Room to ReadのCEO、ジョン・ウッド氏をインタビューしてきた。 ジョン・ウッド氏はマイクロソフト社のアジア地域担当のエグゼキティブだった時に、バケーションでネパールに行…

マイクロソフト社主催のNPO Dayに行った。ビル・ゲイツ会長のフィランソロピー活動は有名だが、日本のマイクロソフトも、NPOに対するIT支援に今後本腰を入れていくとのこと。アメリカのトップはもれなくスピーチが上手だが、ゲイツのスピーチもわかりやすく…

『New Yorker』に掲載されたショーン・ペンのインタビューを読む。近年はハリウッドスターとしての仕事と同じくらい、反戦アクティビストとしての活動にも力を入れている。2002年にはバグダッドへ視察に赴き、『Washington Post』の紙面を56,000ドルで買うと…

数日前、CNNのLarry King Liveにジョージ・クルーニーが出ていた。アカデミー賞にノミネートされていた作品が話題の中心。特に監督した『Good Night and Good Luck』を題材に、ジャーナリズムや政治についての私見をかなりオープンに語っていた。インタビュ…

Long Now Foundationのセミナーに行こうかさんざ迷ったが、講演内容は後でサイトで聞けるのでパーティに行くことにする。イベント/オフィススペースを借りての、さまざまなNPOの人たちの忘年会だ。宴がひと段落して、なんとなくテーブルを囲んだ5、6人の…

Long Now Foundationでは、毎月一度ゲストを招き、サンフランシスコで講演を行なっている。12月のゲストは『The End of Faith: Religion, Terrror, and the Future of Reason』を書いた気鋭の哲学者Sam Harris。この本は、たとえ自分の宗教に従うことが残虐…

Long Now Foundationは、『Whole Earth Catalogue』を作ったステュワート・ブランドがpresidentを務め、『Wired』編集長だったケビン・ケリーも運営に携わっている基金。 現代の”より速く/よりチープに”というメンタリティの真逆である”よりゆっくりと/ベ…

Amazon Watchという団体によるエクアドルの油田公害の写真展「Crude Reflections」へ。「川の水はしょっぱかったけれど、他に水もないので飲んでいました。洗濯も川でした。このへんの人はみんな癌です」「道は原油で真っ黒です。歩くと足にこびりついて、と…

Penguin Dayがオークランドで開かれた。ノンプロフィットによる効率的なIT活用をディスカッションする会議で、アメリカ各地で定期的に開かれている。オープンソース・ソフトウェアが話題の中心だ。目玉はSpeed DatingならぬSpeed Geeking。参加者全員の前で…

サンフランシスコ・ジャイアンツのホームベースを、「SBCパーク」と呼ぶのは嫌だ!という人たちが集って、「Maysfield Parkと呼ぼう」運動みたいなのをしている。球場にオーナー企業の名前がつくこと自体も気持ちよくないし、オーナーが変わるたびに名前が変…