Think the Earthプロデューサーの上田壮一さんと、イースクエア代表取締役ピーター・ピーダーセンさんのトークイベントに行った。Think the Earthはエコノミーとエコロジーの共存をテーマとして、企業とNPOと人を結ぶインターミディアリーNPO。コンセプトといい、プロジェクトの成果物のカッコよさといい、スタッフのセンスのよさといい、私は個人的にとても注目してきたNPOだ。イースクエアはCSR・環境経営戦略支援などを行なっている。社名のイーは、やはりecologyとeconomyのEとのこと。ピーターゼンさんは日本語がまるきりネイティブなので、日本で育ったのかしらと思っていたけれど、今回、高校から日本に住んだと聞いて驚嘆した。
 トークの前半はThink the Earthの最新プロジェクト『気候変動+2℃』をベースとした、地球温暖化について。後半は、そんな現状の中でのLOHASマーケティングについて。あっという間の2時間だった。こんな方たちが日本にいるのが心強い。
 環境問題の現実的な対策としては、ecologyとeconomyの共存をおいてない。日本はこの分野をリードしていける技術と感性を兼備した、数少ない国のひとつのように思う。ぜひぜひ、世界を牽引するようなことをやってほしいと、日本企業に期待している。
 最後に、青山ブックセンターでは行って得するようなイベントをたくさんやっている(http://www.aoyamabc.co.jp/events.html)。「東京に住んでてよかったな〜」と思うのは、こんなイベントに行った時だ。