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サンフランシスコではお豆腐が人気である。ベジタリアンの貴重なタンパク源なので、スーパーで普通に売っている。Tofuには、Soft、Firm、Extra Firmと３種類があって、日本のお豆腐に近いのはSoft。あとの２つは、お肉のかわりに料理に使える固さで、ギッシリズッシリしている。東京でも、おぼろ豆腐などより揚げ出し豆腐がガイジンにウケがいいのは、このTofuのせいかもしれない。レストランでも、中華の炒め物、タイカレー、オムレツ、クレープ、ラビオリ、サンドイッチ、あらゆるベジタリアンメニューに入っている。料理に使い始めると、炒めても崩れないし、つぶしても使えるし、どんなソースや香辛料にもなじむので意外と便利。日本でも売ってくれないかなー。
２年ほど前になるか、明川哲也さん（旧ドリアン助川さん：　http://www.tetsuya-akikawa.com/）の「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないか」を読んで感動し、取材させていただいたとき、豆腐のことを話してくださった。以前、プロレスラーの間で植物性プロテインダイエットが流行ったとき、しばらくしたらみんなハゲてしまったそうだ。何でも豆腐の中の何とかいう成分が原因だそうで、そのために昔の人は豆腐を食べるときは必ず昆布をいっしょに食べていたとか。うーむ。このへんのベジタリアンに、教えてあげるべきかしらん。私の周りでは、禿げがセクスィーという人もけっこういますけどね。