sasajun2005-05-05

ブルックリンのプロスペクトハイツに到着。歩いてみると、古いダイナーや小売店と、センスのいいバーやレストランがほどよく混在している。あえて言おう。ちょっと感じが似てるのだ。中央線沿線に。ポール・オースターの家も近所らしく、映画「Smoke」もこの辺で撮影されたとのこと。いい感じでしゅ。
5th Aveと9th Stから数ブロック歩くと、レイのやってるCommonwealth
というバーがある。せっかく来たんだから飲まなきゃ、Brooklyn Lager。(これを初めて飲んだのは、高円寺のOctoberというバーだった)レイは言葉遊びが好きなのか、例えばトイレのドアにはオトコ、オンナのかわりにsome、othersと書かれてるし、自分のビジネスカードの肩書きは「bad influence」(悪い影響を与える人)だ。そしてカウンターの壁際にあったのが「brutally honest personal ad」(残酷なまでに正直な恋人募集広告)。バーに来た人が酔った勢いで手書きした赤裸々な恋人募集広告の数々が、ボードにピンで留められている。100枚くらいはあろうか。どれどれ。「big nipples a plus(大きい乳首はポイント高い)」「smarter、richer, sweeter, better looking, anyone better than my ex(前のカレシより頭よくてお金あって優しくてかっこよければ誰でもいいです)」「年収15000ドルでシングルマザーだけど、それでもすんごいお買得よ」「このバーの帰りに泊めてくれる子」などなど・・。パーソナルアドといえば、年ごまかす/写真は数年前のものを載せるに始まり、自分をよく見せるのが常識。そんな中にあってここのはなかなか人気があるので、ネットに上げるか、検討中とのこと。