去年の暮れに応募したDV2006、「結果はいつわかるの?」と聞かれ、ウェブサイトに確認に行く。
http://travel.state.gov/visa/immigrants/types/types_1318.html
なんと、結果は当選者だけに5〜7月の間に郵送でお知らせ。10月から数ヶ月に渡って面接を行い、50,000人にビザを発給するという。2006年9月には完了の予定だそうだ。そっか、7月末にはわかるのね。
DV2006というのは、2006年度Diversity Visaのことで、通称グリーンカード・ロッタリーと呼ばれているもの。
同じ国からの移民ばかり受け入れず、国の民族構成に多様性を持たせようという主旨で15年くらい前に始まり,毎年行われている。というわけで、移民がなだれ込んでくる国の国民は応募できず、ひとつの国の当選者が7%だか3%だかを超えないようになっているそうだ。
私は初めて応募したのだが、今年は当選のチャンスが高いのではないか、と思っている。その理由は、
  1 アメリカの不人気。ブッシュ政権以降、特に。
  2 この年から、応募がオンラインのみに限定された。書類を取り寄せるよりこの方が都合がいいのだが、パソコンと英語のリテラシーを考えると、応募しそこねた人は多そうだ。今年度が初めてだったので、無効応募も多そう。私も手持ちの画像のサイズが合わず、アップロードに苦労した。

私がアメリカに住もうかなと言うと、「何であんな国に住みたいの?」とあからさまに嫌な顔をする人がたくさんいる。確かにアメリカ人にも「こんな国イヤだ」という人は多くて、去年の大統領選のころは「ブッシュが再選したらどうする?カナダに移住する?」なんて会話が聞かれたものだ。私も国自体としてはカナダの方が好きなのだけど・・。DV2006は、当たれば儲け物、という感じ。何しろ移住してすぐに好きなところで働き始められるのだから。他のビザならこうはいかない。抽選であげちゃうよ、というのは、公平、いいかげん、楽しくていいではないか。どうしてアメリカに住みたいかと言えば、「DV2006みたいなプログラムがあって、当たる可能性があるから」が答えかもしれない。