sasajun2005-07-06

TV通販で気になっていたプリモプエルのサイトに行ってみた。
  http://primopuel.net/index.html
話しかけたり手を握ったりすると、センサーに反応して250~400種類のフレーズをおしゃべりする人形で、声の掛け方によって性格が違ってくるとのこと。「行ってきます」と声をかけると「行っちゃうの?」と尋ねたり、久しぶりで話しかけると「元気だった?」と聞いたりする。超機嫌がいいと、歌を歌いだす。100万体以上売れており、プエルを連れての交流会なども行っているらしい。
 なぜこの人形が気になるかって、人間とも動物ともつかない見た目が愛らしいというのもあるのだが、声がかわいいのだ。CMで聞いて、一瞬、5歳になる友だちの子が話してるのかと思った。
 このプエル、お年寄りに圧倒的にウケてるとのこと。私も、つい最近リタイヤ生活に入った母に、買ってあげようかしらとふと思う。でも「人形がしゃべるなんてイヤ」、と多分言われるだろうと思いとどまった。同い年の友人は、ひとり暮らしのお母さんにヨークシャテリアを買ってあげた。友人いわく孫代わり。予告なしにある日つれていったら「私が飼うの?」と憮然としたそうだが、1週間後には完璧にアタッチしてたそうだ。
 高齢化社会のこれから、癒し系・生き物系・家族系プロダクトがもっと出てくるだろう。いつの世も、小さきもの、いとをかし、なのである。これまでにTVゲームの子どもたちへの影響が取りざたされてきたが、そのうちこうしたプロダクトの高齢者への影響も、それがプラスであれマイナスであれ、議論される日が来るかもしれない。