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数日前、ジェフとご対面した。オンラインで知り合い、メールとチャットと電話で仲良くなった友達だ。２年半ほど前から、仕事、カルチャー、アート、恋愛、個人的なこと、その他もろもろ、けっこうよく話してきた。気分的にはすでにかなり近しい友達で、会うと言っても緊張感なし。ということで、ジェフの働く新聞社を訪ねる。受付で呼び出してもらうと、今まで話してきた＆写真で見たそのままのジェフが出てきた。まんまだわ。まるで初めて会った気がしないままランチをして、いつもの（電話の）通りおしゃべりした。
で、今日はイーストビレッジのカフェで、もう一人、電話とメールでしか知らなかったけど初めて会うヨシミさんとビールを飲む。ヨシミさんは、私の元カレの元カノだ。どういうわけだか、時々やりとりするようになったのだ。
夕方からジェフも合流して、ビールを飲んだあと、ケイジャン料理を食べる。「Katz's Delicatessenって知ってる？」「知らない」と言うと、「じゃ行こう」と連れていかれる。おそらく1930年ごろから営業してる食堂で、「When Harry Met Sally」で、メグ・ライアンがオーガズムをフェイクした場面を撮ったレストランだ。メグが座ったというテーブルに座って写真を撮り、思い切り観光客する。いい思い出になった。
この旅では二人のネット友達にご対面できて、ホントにうれしかった。二人とも実際に会って印象が変わったということもなく自然だったけど、やっぱりお互いに「実物」を確認して、距離が縮んだと思う。東京にいながらにして、NYに訪ねていけるような、気の合う友達ができる。インターネットの素晴らしさを、あらためて感じた日だった。